Q5

■再生医療と私たちの価値観(身体や生命、病、健康についての)との関わり

再生医療を利用せず「病気とともに生きる」ことを選ぶという価値観への見方は、どうなるか?

【アジェンダ】

「病気を治さない」ことへの差別についての質問です。
世の中には、「病気は治すべきものだ」という考え方がある一方で、「病気とともに生きる(病気と共存する)」という考え方もあります。仮に将来、再生医療が発展し、多くの難病が治療可能になったとします。その場合、あえて再生医療を利用せず「病気とともに生きる」ことを選ぶという価値観への見方は、どのようなものになると思いますか。あなたの考えに最も近いものを選んでください。

【ひとつ選択】

  1. 特別視されることはない。
  2. 「あえて再生医療を利用せず、病気とともに生きる」という価値観に対する非難が起きる。(「治せるのに、なぜ利用しないのか」など。)
  3. 「あえて再生医療を利用せず、病気とともに生きる」という価値観への共感が広がる。
  4. 再生医療を利用して病気を改善・治癒する人々が増え、患者と健常者という2つの立場を経験し、理解する人が増える。そのため、「病気とともに生きる」という価値観に共感する人も増える。
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No.035

私が一番重要だと思うこと:

優生思想につながるのではないか?障害者が今より差別されるなど。

理由:障害者が生きやすい世の中になりつつあるのに、再生医療で障害がより目立つようになることはあり得そう。

No.046

私が一番重要だと思うこと:

幸せって何?

理由:医療が進化していくのはすばらしいけど、"自画自賛チーム"(注:ワークショップ時に決めた自チーム名)のこの左のテーマは再生医療の科学的な進歩に人間的な視点から見ていて専門家の方に一度考えてほしいから、選びました。人間は必ず死ぬものだから生きている時の充実感が何より重要だと思います。

No.048

私が一番重要だと思うこと:

優生思想につながるのではないか?

理由:完全なものが良いこととされ、例えば、障碍者が今より差別されたりなど、新たな差別感情が生まれる可能性が考えられるから。

No.059

私が一番重要だと思うこと:

文化の広がりが狭まる。

理由:臓器を再生する際の臓器はなにを基準にして再生するのでしょうか。なにを健常とするか。それを誰が決めるのか。研究者はより良い技術を追求するだけでよいのか。身体にみえる障ガイはどのように考えるか、そこからうまれる様々なものの捉え方などの広がりは再生医療を考える中で必要と感じました。

No.066

私が一番重要だと思うこと:

人が死なない。

理由:医療の現場にいて日々考えるのは、人間の様々な考え方、価値観に反して医療がなされている現実があるという事です。死は、いつか必ず誰にも訪れる事なのにそれを受け入れることが出来なくなっている人が増えているように思います。高度な医療は必要だと思いますが、それだけでは解決できない問題も増えています。死が解決する事もあると思います。

No.071

私が一番重要だと思うこと:

今まで治すことのできなかった障害が治せるようになることにより、より障害者に対する差別意識が深まるのではないか。

理由:今までは、治らないということが逆に、健常者の方には体験できない経験ができたり、他の障害者に対して同情ではなく同じ立場として気持ちを共有できたり等、一つの個性として受け入れることができたが、単に治せる一つの病気にすぎないとなると、そのような捉え方ができなくなる。

No.096

私が一番重要だと思うこと:

一番重要なのは、やはり、手術や検査を受ける本人(患者)自身の気持ちであり、考えることだ。

理由:iPS細胞で助かるならば、少しでもその命を長く保って平和に幸せに暮らしたいと思う人もいるだろうし、逆に「何もしないで死なせてくれ」という人がいるかもしれない。しかし、もちろんみんな長く生きたいと思うだろうし、再生医療というものはとても興味深いので、これからも発展していけばいいと思う。 ただ、人の思うことはそれぞれであり、患者自身としっかり話をすることを忘れないでほしい。だから左記の意見が重要だと思う。

No.107

私が一番重要だと思うこと:

どんなふうになろうとも、心の持ち方で不幸にも幸せにもなれる。たった一つの体だから大切にする。喜怒哀楽がある。壊れたから治すだけではない。

理由:たぶん科学は進んでも進んでも人間は満足できない。物質だけではないと思う。

No.130

私が一番重要だと思うこと:

延命の為の開発ではなく治療の為の開発を。

理由:人間の寿命は神が決める。病気治療は自分の意志で決める。この為に開発して欲しい。

No.131

私が一番重要だと思うこと:

研究者・市民への生命倫理の浸透。

理由:生命倫理の細部は、時と場所で違ってもよい。患者にとってベストの選択ができれば。

No.139

私が一番重要だと思うこと:

倫理上の問題は?

理由:ケアマネの業務をしており、本人と家族の意見、価値観の違いや、医療職との意識の違いを実感している。立場や価値観・倫理観が違えば選択や意思決定は違ったものになる。医療技術の発達向上を希望するが、それが一方的な考えや、物の見方だけで、一方向に向かうのはこわい事だと思う。多角的に向上していって頂ける事を希望する。

No.145

私が一番重要だと思うこと:

幸せは人それぞれの価値観。

理由:障がいがあるなしは日頃考えていないんだけど、障がいととらえられていることを治そうとやっきになる医療が先に出てはいけないと思った。

No.176

私が一番重要だと思うこと:

人間の善し悪しが明確になり格差が広がること。

理由:今も存在する善し悪しの基準や格差が再生医療による操作可能性によって助長されるのではないだろうか。

No.177

私が一番重要だと思うこと:

科学技術の進歩によってもたらされる良い事ばかり考えないで悪用されるのでは?という視点を常に忘れてほしくないです。心が何より一番大事。

理由:障害などもった事が不幸とは言い切れない、全ては自分。受け入れていく事も大事だと思います。心が豊かである事こそ一番大事だと思います。例えばけがなどの原因についても先に考えてほしい。今の人ってみんな病気だし。