研究概要 4. 統合的pTA会議の社会実験

 「4. 統合的参加型テクノロジーアセスメント(participatory Technology Assessment = pTA)会議の社会実験」では、「コミュニケーション手法の研究開発」、「参加型実践研究の基盤開発」、「組織運営基盤の開発」が、それぞれで研究開発してきた手法や運営ノウハウ等の効果を、検証・評価・改善することを目的に、「統合的pTA会議」と呼ばれる手法を設計し、試行します。

 この手法は、問題や対立が社会的に現実化する前の段階で、新しい科学技術の問題点を多角的に可視化し、社会的な議論や研究者コミュニティ、政策関係者等が一緒に論じるべき「アジェンダ(議題設定)」を提案するために開発されたものです。

「統合的pTA会議」は下図にある通り、3つの段階に分かれています。それぞれの詳細は、各リンク先でご覧頂けます。

「論点抽出カフェ」 (下図1)
「アジェンダ設定会議」 (下図2)
「会議成果の利用」 (下図3)


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 現在、その手法を適用した初めてのイベントとして、「再生医療」をテーマに「熟議キャラバン2010 -再生医療編-」を展開しています。
 その進捗は、キャラバン報告でお知らせします。