討論型世論調査

Deliberative Polling

(文献1)討論のための資料や専門家から十分な情報提供を受け、小グループと全体会議でじっくりと討論した後に、再度、調査を行って意見や態度の変化を見るという社会実験です。

■ 何するの?
(文献1)無差別抽出により、地域社会の人口動態を代表できるようなサンプルを選ぶ。サンプルになった人々が、問題に関する投票をまず行う。この基本投票の後に、サンプルとなった人々がひとつの場所に招集され、その問題について議論する。注意深く均衡の保たれたブリーフィング資料が、参加者の元へ送られ、また一般市民にも公開される。参加者は、訓練された司会者とともに、少人数グループで質問を作成し、それに基づいて、相互に対立する意見を持つ専門家および政治指導者との対話に参加する。
これらの一連の学習と討議の後に、再度投票を行う。見解に変化が生じるが、変化は、一般市民が問題に関する情報をさらに得て、熟慮に参加できるような良い機会があった場合に達すると推測される結論を表していると考えられる。
通常週末に行われるイベントの一部は、生放送か収録後編集された形でテレビ放送することも可能である。

■ どういうときに使うの?
(文献2)無作為抽出で選ばれた参加者による討論フォーラムは、いわば「社会の縮図(microcosm)」であり、十分な情報に基づきそこで行われる議論は、公共政策を考えるうえで、非常に参考になる。
議題とする公共政策の諸問題について、専門家の知見などの情報が整理されて示されたうえで、討論を行う場が形成されるので、参加者は問題について表面的な理解ではなく、長期的な視点に立った十分に熟慮された意見を示すことができるようになる。

■ 参加者は誰?
(文献2)母集団から無作為抽出。世論調査参加者:3000人程度、討論フォーラム参加者:300人程度。

■ 開催費用は?
高額

■ 時間は?
イベント期間:週末の3日間

■ 参考文献
1.山本眞一・小林信一 2006 組換え体の社会的受容を深めるための方策に関する研究 研究成果報告書(p53)

2.慶応義塾大学DP研究センター「討論型世論調査の意義と概要」
http://keiodp.sfc.keio.ac.jp/?page_id=22

■ もっと情報がほしい場合は?
慶応義塾大学DP研究センター
http://keiodp.sfc.keio.ac.jp/

ジェイムズ・S. フィシュキン『人々の声が響き合うとき----熟議空間と民主主義』曽根泰教(監訳), 岩木貴子(訳), 早川書房 ISBN-10: 4152092033

日本デリバレイティブ・ポール プロジェクト
http://dpjapan.org/confluence/dashboard.action
(予備:過去ページ)http://web.archive.org/web/20110630034052/http://dpjapan.org/

kanagawaDP
http://kanagawadp.org/

みんなで話そう、食の安全・安心
http://forum.hucc.hokudai.ac.jp/dp/htdocs/

市民参加・合意形成のあり方研究会 2005 市民参加・合意形成手法事例とその検証

山本眞一・小林信一 2006 組換え体の社会的受容を深めるための方策に関する研究 研究成果報告書(p53)

市民参加型手法の実践事例を
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