市民/住民陪審

citizens jury

地域から選出された代表者12-16名が、証人の主張を聴取し、議論を行い、提言(判決)を記載した報告書を上位の委員会へ提出する。意思決定過程に住民を巻き込み、公共団体の責任の所在を明らかなものとするための手法です。 (文献1)

■ 何するの?
(文献2)
【市民陪審の設置】
(1) 課題の設定
(2) 司会者・陪審員の選定
(3) 証言者の選定及び概要説明

【市民陪審の進行過程】
(1) 主催者から陪審員に対し、市民陪審の趣旨・スケジュール・実施方法等の説明、質疑応答、検討課題の提起
(2) 現地視察等
(3) 証言者によるプレゼンテーション・質疑応答・陪審員問での討論
(4) 陪審員が必要と考える証言者の召喚(再召喚を含む)と、プレゼンテーション・質疑応答・討議
(5) 結論・勧告の作成と承認
(6) 結論・勧告の提出

■ どういうときに使うの?
(文献2)
【特徴と利点】
(1) 構成員の課題に関する知識の具有性
(2) 解決策の選択が主眼
(3) 自治体の政策形成過程への市民参加の機能
(4) 民主主義精神酒養の機能

■ 参加者は誰?
(文献2)
(1) 発起人(Sponsors)
 発起人とは、市民陪審を企画し課題を諮問する主体であり、地方自治体や関連する委員会等がこれに該当することが多い。陪審の結論・勧告は発起人に対し提出される。
(2) 主催者(Organisers)
 市民陪審を事務的に運営する主体で、地方自治体で実施される市民陪審の場合には、当該自治体の事務職員が担当することが多い。
(3) 司会者(Moderator)
 市民陪審の進行管理を行う主体である。陪審が円滑に進むようにするため、証言者が、検討されている課題に関係のある情報・意見を提供し、陪審員の質問に的確に答えるよう配慮する必要がある。陪審ではともすれば一人の陪審員や特定の利益団体が進行を支配してしまう危険があり、これを避けるために司会者の人選は市民陪審の成否を決める重要事項であると考えられる。
(4) 陪審員(Jurors)
 陪審員は、主催者から提議された課題に対して、証言者から情報・意見を聴取し、これをもとに討論して最も適した結論・勧告を作成する、市民陪審の主要な構成要素である。陪審員は地域社会の代表者(representative)となるよう、客観的な方法によって地域住民の中から選定される。
(5) 証言者(Witnesses)
 証言者は、それぞれの立場から、課題に対する専門的・技術的意見を述べるとともに、陪審員からの質疑に答える主体である。

■ 開催費用は?
(文献2)6000ポンド-23000ポンド。

■ 時間は?
3日-6日。

■参考文献
1.環境省 2008 協働による持続可能な地域づくりのための手法・ツール集
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10223

2.英国の新しい市民参加手法(過去ページ)
http://web.archive.org/web/20060825114450/http://www.clair.or.jp/j/forum/c_report/cr192m.html

■ もっと情報がほしい場合は?
・英国の新しい市民参加手法(過去ページ)
http://web.archive.org/web/20060825114450/http://www.clair.or.jp/j/forum/c_report/cr192m.html

・市民参加・合意形成手法事例とその検証 p22-p27

・若松征男著 科学技術政策に市民の声をどう届けるか p214-p218

・英国における住民参画の手法「市民陪審制度」
http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_165/08.pdf
(過去ページ)
http://web.archive.org/web/20060519083452/http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/gyosei/165/index.html

・第4回:「大気の質に関する市民陪審報告書(英国)」を読む
http://www.babycom.gr.jp/eco/env/dc4.html

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