シャレットワークショップ
charrette workshop
専門家や学生によって構成されたチームが出向き、地区の抱えている問題点やコミュニティーの将来的なビジョンについて住民や行政の希望や意見を実際に聞きながら、問題点を整理・診断し、具体的な解決策の幾つかを模型やスケッチで提示するワークショップ手法です。(文献1)
■ 何するの?
(文献2)
1日目:レクチャー
1日目ー2日目:街歩き(街歩き調査)(初日ー2日目)
2日目ー4日目グループワーク+エスキス(設計・デザインをするときに、アイデアを創出するために、頭の中のイメージをラフに描くこと)。
4日目:中間発表
5日目:最終発表
■ どういうときに使うの?
(文献1)
・ 多数の住民のまちづくりに対する認識度を上げ、行政や住民と情報や意識の共有を図ることができる。
・ 実際のまちづくりのシミュレーションによる人材育成(教育)の効果もある。
■ 参加者は誰?
(文献2)
全国から公募された学生たち30名程度、全国の都市計画系・建築系教員10名程度、地元や全国レベルで活躍する専門家 数名、市民の有志 数名
■ 開催費用は?
(文献2)
100万円程度。
・交通費: 各学生や教員・専門家が集合するために移動する費用
・宿泊費: 各学生や教員・専門家が現地に宿泊する費用
・材料費: 模型材料や討論に必要な材料など
・人件費: ワークショップの準備段階で必要なアルバイト代、専門家の出張費用
・出版・広報費: 対外的な広報費用、記録用費用など
・そのほか: 打上げの懇親会費用など
■ 時間は?
3泊4日〜4泊5日程度
■参考文献
1.環境省 2008 協働による持続可能な地域づくりのための手法・ツール集
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10223
2.NPO法人 まちづくりデザインサポート
http://www.urbandesignsupport.com/diary1.html(シャレットワークショップについて)
http://www.urbandesignsupport.com/CCP019.html(ワークショップの進めかた)
■ もっと情報がほしい場合は?
・NPO法人 まちづくりデザインサポート
http://www.urbandesignsupport.com/diary1.html(シャレットワークショップについて)
http://www.urbandesignsupport.com/CCP019.html(ワークショップの進めかた)
・名古屋都市センター 平成20年度セミナー第3回(シャレットによるまちづくり-日本的コミュニケーションを活かして)
http://www.nui.or.jp/semi/20/pdf/semi3.pdf
・Kyushu Landscape League(九州デザインシャレット)
http://kyushulandscape.web.fc2.com/index.htm