ナノテクノロジーの食品応用に関するTA

■ 何するの?
(参考1)
【第1 回 専門家パネル会議】
日時:2010 年5 月15 日( 土)、12:00-17:00
場所:東京大学 小島ホール一階セミナールーム
テーマ:フードナノテクの現状と将来性に関する諸問題

〇第1セッション:安全性に関するセッション
論点1 定義・分類に関する議論
:今後、評価・管理(=毒性・安全性の確認)のためには、どのような点に着眼した分類が必要とされるのか、それにはどのような課題があるのか。
論点2 安全性評価手法の確立に関する議論
:ケースバイケースの安全性評価の具体的なあり方はどうあるべきか、安全性評価手法の確立をする上での課題は何か。

〇第2セッション:管理・規制に関するセッション
論点1 フードナノテクの安全性・有用性に関する情報収集のメカニズム
:? 情報共有・情報収集のメカニズムを構築するにはどうすればよいのか。
:? 企業が自発的に情報提供するとすればそのインセンティブは何であろうか。
論点2 規制か、規制の不在の中でのガバナンスのあり方への対応
:行政・業界・公的研究機関は、フードナノテクのガバナンスをどう捉えていけばよいのか。それぞれがどのような役割を担っていけばよいのか。

〇第3セッション:社会との接点に関するセッション
論点1 より広範な社会的な影響
:? フードナノテクの将来性やベネフィットはどのように捉えられるのか。専門家の目から見て、どのような分野・技術に一番期待が持たれるのか。また、どのような社会的影響が考えられるのか。
:? 市場効果はどの程度あるのか。国際競争力や知的所有権の観点や産業振興(産業クラスター等)をする上での方向性について、特に業界からの要望としてどのようなことが挙げられるか。
:? ?や?の評価に関連して、フードナノテクが現状では実際どの程度市場に出回っているのか、見通しとの関連で言うと、市場化の現状はそれに見合っているのか。また、そうしたことを把握するための商品化の情報を蓄積・共有する必要性はあるか。

【第2 回 専門家パネル会議】
日時:2010 年6 月12 日( 土)、9:30-14:00
場所:東京大学 小島ホール一階セミナールーム
テーマ:フードナノテクをめぐるガバナンス上の課題とその対応に向けて

〇第1セッション:安全性を巡る知見の集積・共有と適切な規制のあり方に関して
◆ 疑問
:前回の議論で明らかになったとおり、現在フードナノテクに適用可能な安全性評価の手法は発展段階である。そしてその検討材料である安全性に関する情報についても限定されている。そうした中で、フードナノテクのガバナンスはどうあるべきか。
◆ 論点
: (a) 安全性に関する情報収集、(b) 安全性評価の確立、(c) 管理体制のあり方の3 つの点に関して、?短期的に取り組むべき課題( 中長期的なものとに分ける) と対応(解決策)の同定、?それへの対応における各ステークホルダーの役割と相互期待について論じてほしい。

〇第2セッション:消費者への適切な情報提供のあり方に関して
◆ 疑問
:技術の萌芽的段階においては、未だ知られざるリスクが生じる可能性は否定できない。しかし一方で、特に実験・測定・安全性に関する試験方  法が確立していないことに起因する不確定の情報も多い。フードナノテクに関する情報が氾濫するなか、消費者に対してどのように情報が提供されるべきなのか。
◆ 論点
:社会の中で「消費者の知る権利」に誰がどう応えればよいのか。消費者への情報提供を実践する上で、?短期的に取り組むべき課題( 中長期的なものとに分ける) と対応(解決策)の同定、?それへの対応における各ステークホルダーの役割と相互期待について論じてほしい。

■ どういうときに使うの?(目的)

■ 参加者は誰?
専門家7名、オブザーバー8名。

■ 開催費用は?(資金源)
Ristex「科学技術と人間」
「先進技術の社会影響評価(テクノロジーアセスメント)手法の開発と社会への定着」研究開発プロジェクト(代表者:城山英明)

■実施体制は?

■ 時間は?
各回4時間程度

■ 参考文献
(参考1)
TA Report 01「フードナノテク食品分野へのナノテクノロジーの応用の現状と諸課題」
http://i2ta.org/files/TA_Report01.pdf

■ もっと情報がほしい場合は?
「先進技術の社会影響評価(テクノロジーアセスメント)手法の開発と社会への定着」
研究開発実施終了報告書
http://www.ristex.jp/examin/science/interaction/pdf/H22_shiroyama_houkokusho.pdf
開発実施報告書
http://www.ristex.jp/examin/science/interaction/index.html#h19

TA成果報告書
http://i2ta.org/seika/ta-note.html

TA Report 01「フードナノテク食品分野へのナノテクノロジーの応用の現状と諸課題」
http://i2ta.org/files/TA_Report01.pdf

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