遺伝子組換え作物対話フォーラムプロジェクト(対話小フォーラム)

■ 何するの?
(第1回札幌GMO対話フォーラムの場合)
13:33-13:40 開催挨拶
13:40-15:05 スピーチ(前半25分+質疑応答役19分+後半)
話題提供:松井 博和 北海道大学大学院農学研究院教授
『科学技術と社会?GM作物の衝突から共生を目指して?』
<休憩>
15:10?16:28 意見交換会
16:30  終了
*2006年から2008年にかけて計18回開催。詳細は、参考1。

■ どういうときに使うの?(目的)
(参考2より抜粋)
本研究の目標は、?専門家の社会リテラシーと市民の科学リテラシー双方の向上を図り、?「科学者・技術者と市民との対話(討議)を促すモデル」を開発することであった。この目標を実現するために、北海道の遺伝子組換え作物論争(以下GM作物論争と表記)を取り上げ、GM作物論争に関する対話フォーラムの組織・運営を行うこととした。本対話フォーラムは本研究開発目標を実現するための一種の社会実験であると同時に、論争に関して何らかの合意を得ることを目指して企画・運営されたものでもある。
本研究の背景は、「遺伝子組換え作物の栽培等による交雑等防止条例(通称、北海道GM条例)」の見直しが平成21年1月に予定されていたことである。条例策定には道民の意向が反映されたものの、見直し時に行政が市民参加をどのように実現するのか不明な状況下で、「草の根(一般消費者、消費者団体、農業者等の生産者、加工業者、研究者、行政等)」からの議論が巻き起こることが必要なのではないか、と考えたのである。
本研究目標を実現するために、質や規模の異なる三つのレベルの「対話の場」(小規模対話フォーラム、円卓会議、大規模対話フォーラム)を作り出し、それらを組み合わせることによって、全体の目標を達成することを試みた。(以下では、これら三種類の対話によって構成される対話の場のモデルを「対話の三段階モデル」と呼ぶことにする。)

〇基盤となる小規摸対話フォーラム:情報の共有と課題の析出
対話の三段階モデルの基盤となる「対話の場」として、一般の人々と研究者とが対等な立場で意見交換する「小規模対話フォーラム」を設定した。このフォーラムの目的は、?研究者(専門家)と市民とが対面すること、?研究者の話題提供と参加者の意見交換を通して情報の共有と課題の析出を図ることにあり、それぞれの地域ごとにフォーラムを立ち上げることとした。
小規模対話フォーラムの運営にあたって留意したことは、フォーラムの参加者の主体的な参加を促すことである。テーマ設定や対話の進行の仕方、他の参加者の集め方などに関し、参加者と協議しながら進めていった。そのため、フォーラムごとの関心の方向にはそれぞれ特色が生じた。

■ 参加者は誰?
(第1回札幌GMO対話フォーラムの場合)
市民21名+プロジェクトメンバー4名

■ 開催費用は?(資金源)
Ristex「21世紀の科学技術リテラシー」
研究代表:松井博和
研究科題名:研究者の社会リテラシーと非専門家の科学技術リテラシーの向上
研究期間:平成17年12月?平成20年11月

■実施体制
(第1回札幌GMO対話フォーラムの場合)
主催: 遺伝子組換え作物対話フォーラムプロジェクト
共催: コープさっぽろ組合員活動部

■ 時間は?
(第1回札幌GMO対話フォーラムの場合)
3時間。

■ 参考文献
参考1:対話小フォーラム
http://www.agr.hokudai.ac.jp/gmtaiwa/

参考2:遺伝子組換え作物 対話フォーラムプロジェクト成果報告書
http://www.agr.hokudai.ac.jp/gmtaiwa/RISTEXreport.pdf

■ もっと情報がほしい場合は?
遺伝子組換え作物対話フォーラムプロジェクト
http://www.agr.hokudai.ac.jp/gmtaiwa/

遺伝子組換え作物対話フォーラムプロジェクト成果報告書
http://www.agr.hokudai.ac.jp/gmtaiwa/RISTEXreport.pdf

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