ナノトライ(サイエンス・カフェ)
■ 何するの?
(参考1)
専門家と気軽に語り合いたい方は→「サイエンス・カフェ」
ご希望の飲み物を受け取って,お好きな席に着いてください。時間になり、司会者が開会を合図しましたら、メイン・コメンテーターによるお話が始まります。適宜、合間を利用して、メイン・コメンテーターや、会場に来た他の参加者などと語り合ってください。もちろん、メイン・コメンテーターの話を聞かれるだけでも構いません。
■ どういうときに使うの?(目的)
(参考2)ナノトライ「開催の趣旨」より抜粋
(略)食品への応用についても研究がはじまっており、ナノテクノロジーを活用した未来の食品のすがたも提案されています。
しかし、新しい技術がもたらす社会への影響については、光だけでなく陰の部分も存在します。研究者や開発者などの専門家が、自分が期待する技術の社会への普及を目指そうとするならば、自らが期待する点だけでなく、一般の人々の要望に応えることができるかについても考えながら、製品を生みだしていく必要があります。
(略)そこで、私たちの食への要望にナノテクノロジーがこたえることができるのかをみんなで考えることを目的に、ナノテクノロジー(=Nano)について語り合う3 つの(=TRI)イベント「ナノトライ〈NanoTRI〉」を開催します。
(参考3)
これらの手法では,市民参加者に提言のアウトプットを求めることはしない.そこで,先に述べた思考実験の負担を参加者に要求せず,議論の対象となっている技術への疑問を幅広く提示したり,参加者同士で意見や印象を率直に交わしたりすることが可能になると考えられる.情報提供も,最低限の正確さ,公平さの配慮は必要だろうが,コンセンサス会議で要求されるような体系的・網羅的なものである必要はない.話題となる技術をめぐって,参加者の反応や相互作用を引き出すことができれば十分である.
■ 参加者は誰?
(参考3)札幌市内のカフェで開催し,約20 人が参加した.進行は主催者側のファシリテーターが担当した。事前申し込み不要。
*メイン・コメンテーター:農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 ナノバイオ工学ユニット長
■ 開催費用は?(資金源)
科学研究費補助金基盤研究(B)「ナノテクノロジーが農業・食品分野に及ぼす影響評価と市民的価値の反映に関する研究」(代表:立川雅司 茨城大学准教授,2006-2008 年度).
■ 時間は?
2008年9月7日(日)15:00?16:30
■ 参考文献
参考1:ナノトライ(グループ・インタビュー)
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/nanotri/index.php?サイエンス・カフェ
参考2:ナノトライのホームページ
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/nanotri/
参考3:三上(2009)http://www.pi-forum.org/act/journal/journal-4-2.pdf
■ もっと情報がほしい場合は?
・ナノトライのホームページ
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/nanotri/
(サイエンス・カフェ)
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/nanotri/index.php?サイエンス・カフェ
・三上直之 2009 上流段階における科学技術への市民参加の可能性―食品ナノテクをめぐる三つの対話「ナノトライ」―
http://www.pi-forum.org/act/journal/journal-4-2.pdf
・三上直之,杉山滋郎,高橋祐一郎,山口富子,立川雅司:「上流での参加」にコンセンサス会議は使えるか―食品ナノテクに関する「ナノトライ」の実践事例から―,科学技術コミュニケーション,No.6,pp.34- 49,2009.
http://hdl.handle.net/2115/39296
・三上直之,杉山滋郎,高橋祐一郎,山口富子,立川雅司:「ナノテクノロジーの食品への応用」をめぐる三つの対話―アップストリーム・エンゲージメントのための手法の比較検討―,科学技術コミュニケーション,No.6,pp.50-66,2009.
http://hdl.handle.net/2115/39297